きいこのビーチコーミング

南房総でのビーチコーミングの記録です

アラフデガイ、オースチンフデ、ナガイモフデ

今日も、フデガイ科の紹介です。 今回紹介する貝は、見つけるかなりうれしい貝ですね。いわゆるモダ系(モダ系は見つけると悶えるくらいうれしい貝の事。勝手に命名) 



アラフデガイ



白いボディに茶色い筋が入っています。図鑑ではほとんどのフデガイは〇〇フデという名称ですが、アラフデガイはアラフデガイとなっています。 アラフデで検索したらヒットしないんですよ。 




オースチンフデ



最初に、この貝をハンレイフデとして紹介しました。たぶん、この貝をハンレイフデだと思っている方がほとんどじゃないでしょうか。オースチンフデは日本近海産貝類図鑑にも記載されておりません。私は、この貝をハンレイフデだと自信を持って同定していたので、kudamakiさんからご指摘をいただきびっくりしました。 
オースチンフデは1994年和歌山の潮岬で報告された新しい貝だそうです。だから、日本近海産貝類図鑑にも掲載されていないのね。ハンレイフデとの比較画像をいただきました。


kudamakiさん撮影  向かって右がフィリピン産のハンレイフデ 左がオゴクダ産のオースチンフデ

ハンレイフデの方が、口が大きく(全体の約半分が口)殻が厚くてクビレがない。 

さて、私の手持ちの「ハンレイフデ」と同定されていた貝はどうかな?



うーーーん、やっぱり画像を比べてみるとこれはハンレイフデではなくてオースチンフデのようです。

いやぁか~ 本当に貝の同定は難しいし、私のような素人じゃ無理ですわ・・・


ナガイモフデ



これは、以前きいこのお気楽主婦日記の方で紹介しました。
ナガイモフデの紹介ページ

お気楽主婦日記では、根本海岸で拾ったのでしょうと書いてありますが、後でビーチコーミングの後に撮影する写真で確認したところ、根本海岸で拾ったのではありませんでした。ちなみに翌年もう一つ拾ってますがこれも根本海岸ではありません。いろんな海岸で拾えますよ(笑)

この貝を拾うと、貝の神様が舞い降りてきて良い貝が集まるのだそうです。 ナガイモフデを拾ったのは8年前。良い貝が集まっているのでしょうか? 良くわからないです・・・・