今年も、富楽里で開催されている漂着物展に行ってきました。今年は、私も出展させていただいてはいますが、あくまでも、スタッフではなく客の立場で遊びに行ってきました。

会場に入るとデーンと鎮座するクジラの骨。 昨年も目を引いた展示物でしたが、今年もメインの展示物でしょう。

昨年は、すごーーい!!と思っただけだったのですが、よくよく考えてみると、このくじらの骨も「漂着物」なんですよね! 今年は長い時間会場にいたので、このクジラの骨を拾った実行委員の方に色々お話を聞けました。打ちあがっているクジラを見つけて、いろんな手続きをして、解体して、骨に番号をつけてバラバラにならないように保管して・・ これが令和5年のことなので、今から3年前の話です。 なので、まだ少し独特の臭いが残っていました。 昨年の方が臭いが強かったと言っていたので、段々この臭いも薄れていくのでしょうね。 その臭いを嗅いだ人が「クジラベーコン」の臭いだと言っていたのが面白かったです。 私は、浜に生き物が打ちあがっている時に漂う独特な臭いかなという感じですかね。 去年は、ただ遠目に見ていただけだったので臭いとか気にもならなかったなぁ~ 今年は触らせてもらいました。 「触らないでね」と表示されていますが、スタッフの方がついている時は、触ったり持ち上げたり、臭いをかいだりできますよ。 子供たちは興味深々で骨を触ったり写真を撮ったりしていました。博物館では触れませんからね。
そうそう、クジラの耳骨を、スタッフの方が頭を持ち上げてくださって見せてもらいました。 布袋石と言われているイルカの耳骨の大きな物だと思っていたのですが、みせてもらった耳骨は、まだその形にはなっていませんでした。 下方の2つの丸いものが耳骨だそうです。 へぇ~って感じでした。ブログを書いた後で昨年の漂着物展のブログを読み返してみたら、海辺の鑑定団さんのブースで、クジラの耳骨見て同じ事書いてました。見てもすぐ忘れる(笑)

追記:漂着物展の最終日に、会場で海辺の鑑定団のうみがめさんにお会いしたので、クジラの耳骨の事を聞いてみました。 クジラと言っても沢山種類があり。イルカの耳骨と同じような布袋石の耳骨を持つのはハクジラ。 展示されているのは、ヒゲクジラで、ヒゲクジラの耳骨は、布袋石の形ではなく写真のような形。 ただ、この丸い部分が、布袋石の頭の部分で、そのわきの部分の形を合わせてみると、大きな布袋石に見えるような気もしました。ウミガメさんが言うには、たぶん、ヒゲクジラの耳骨は、骨のような構造をしていて、分解されてハクジラのようには残らないのではないか?とのことでした。ハクジラは、耳骨全体的に硬くて分解はされにくいのでしょう。 クジラと言っても色々あるのですねぇ。 一つ勉強になりました。
私は、ほぼ貝専門で拾っていますが、クジラもそうだけど、本当に様々なものが打ちあがりそれが漂着物です。 漂着物展は、その様々なものが見られるのが魅力的だと思いますね。 黒曜石や陶片、おもちゃや化石、釣り具などなど。人それぞれにハマるものが違って、またそれが奥深かったりするから面白いなぁと思います。 これ、全部興味示したら収拾がつかなくなるので、やはりピンポイントで集めるのが良いと思いますね。
黒曜石も以前集めようと思ったことがありましたが、黒い石が全部黒曜石なわけじゃないので、私にはどれが黒曜石なのかちっともわかりませんでした。

陶片は、興味のない人から見たらゴミでしかないのですが、会場で久しぶりに会った、ビーチコーミングを一緒に始めたF子さんは、目を輝かせておりました。

そして、私がビーチコーミングにハマるきっかけをつくってくださったうみがめさんがビーチコーミングにハマったきっかけのクロハラダカラの展示も興味深いなぁと思いました。 クロハラダカラとホシキヌタの違いがちっともわからなくて(今もちょっと怪しいけど)クロハラダカラの歯だけを、どなたかからもらった記憶がありますね。

大きなカメフジツボが目を引きます。 左上のフグ、私はハコフグだと思っていたら、2匹のフグの名前を教えてもらったのに忘れました。 海岸で、このように仕上がったフグが落ちていたらとっても嬉しい!!
毎年、貝細工の年賀状をいただいている、愛宝勝負(めだからまけるもんか)さん、残念ながら、昨年も今年も日にちが合わずお会いできず。 南房総で貝の収集をなさっているのですが、私よりもずーーーっと沢山の貝を拾っておられます。 それにしても、タカラガイを惜しみもなく貼り付けた花入れはすごかった。

私のブースは、貝の標本と、宝石箱、拾ってうれしかったベスト10 そして、微小貝を探せブース。 そして紹介文はスタッフの方が考えてくださいました。




この微小貝を探せコーナーが子供たちに人気だったみたい。 搬入の時に、一応貝ラインの上に、微小貝を置いてセットしたのですが、ピンセットで微小貝を探しているうちに、土の中に埋もれちゃって、発掘コーナーみたいになってました。
そして、体験コーナー

タカラガイストラップと海洋プラスチックマグネットづくり
ものすごーーく不器用な私が挑戦してみました。 タカラガイストラップは、まだビーチコーミングを知らなかった時代に、子供と一緒に海辺の鑑定団さんのイベントに参加して作ったことがあります。 ビーチコーミングを始めた後、ウキダカラでストラップを作ってみたいなぁ~と思っていたので、今回手持ちのウキダカラを使って作ってみました。

会場にも材料のタカラガイが準備されています。 ウキダカラもあってビックリ。これは1人1個だそうです。 キイロダカラが人気のようです。
簡単な作業だけど、結構苦労してウキダカラストラップ作りました。

次に海洋プラスティックマグネット作り。 私はストラップにしてもらいました。

型にレジンを入れて、海洋プラスチックを並べて固めます。 海洋プラステック問題は、万博で私が行った「ブルーオーシャンドーム」でも取り上げられていて、今後海はどうなっちゃうんだろうと思いました。 海へのポイ捨てが原因だと思っていたのですが、玄関マットなどのプラステックが劣化して、その破片が排水溝から川を伝って海に流れたりもすると聞いて、生活しているだけでも汚染にかかわっているんだなぁと思いました。 今更昭和の生活には戻れないし、このまま人間はどうなっていくのかなぁと、孫の世代を最近心配しています。

あ、そして、これも何とか作り上げた作品。 小学生レベル

タカラガイと、海洋プラステックレジンのストラップは、リュックにつけました。
と、完全に見学者の私ですが、スタッフさんが名札を作ってくださってました。

この名札を付けて、今日はただだた見学して、おしゃべりして、楽しんでましたが、私のブースを見学してくださった方に、ビーチコーミングの楽しさとかをお伝えすればよかったと後からちょっと後悔しております。 最終日の午後にまた遊びに行くので、その時はちょっとスタッフっぽい感じでいようかなと思ったりもしています。
そうそう、そして個人的にとっても嬉しかったことが一つありました。このブログをずっと見て応援してくださっていたご夫婦の方とお会いしてお話できたこと。 個人的に書いている記録と日記のようなブログなのですが、本当に喜んでみてくださっている人が実在しているのだと改めて思えて、話を聞きながら涙が出てきちゃいました。 そして、その方が、確か根本だったかな?(聞いたけど忘れてしまった)で拾った、実入りだったピカピカのヤクシマダカラをくださったのです。 それも、その方が一番拾ってうれしかったものなんですよ。 そんな大事なものを、私に下さるというんですよ。 いやぁ無理無理もらえないよと何度も言ったのですが、気持ちだからと言われて、本当に本当にありがたくいただきました。 こんな、美しいヤクシマダカラは拾ったこともないし、たぶん今後も拾えないんじゃないかと思いますよ。 このヤクシマダカラいただいてしまったからには、このブログも頑張って続けていかないといけないなぁと思った次第であります。 帰ってすぐに、ケースにいれました。 パソコン脇にでも置いておこう。

そうそう、そして、漂着物展の最後にと表示されてあったコメントです。

ビーチコーミングは、ルールはなくて、海を歩いて、自分が心引かれたものをただ拾う。 波の音を聞きながら、浜風に吹かれながら、鳥のさえずりをききながら、ただぼんやりと波打ち際を歩きながら、自分の世界を見つけていくそんな気分で楽しむ世界です。 自分のペースで自分の気分のままに自分の好きなものを拾う。お金もかからないし、ストレス解消にはなるし、ちょこっと運動にもなるし、骨密度もあがるし、身近でこんなに楽しめることがあるのを知らないのはちょっと不幸だよと知らない人に教えてあげたい。 私の展示はそんな気持ちを込めています。
そして、最後におまけ。
富楽里から帰る途中、夕日が美しかった。 これって花粉とかの影響なのかな? わっかができてその色合いが美しかった。海で見れたら良かったけど、でも、このタイミングで見られたのはやっぱりラッキー
