きいこのビーチコーミング

南房総でのビーチコーミングの記録です

海岸散歩

地元の房日新聞に、館山湾で「ウツセミガイ」採集と記事が載っていました。 私は、貝拾いは好きですが、貝のことは全くわからないので、絶滅の希少種であるウツセミガイのことは知りませんが、こういう希少種が館山湾にいるのなら、そのうち珍しい貝も漂着してくるのではないかと記事を読んでちょっとワクワク。 そうしたら、急に海に行きたくなりました。

先週は岩井に行ったので、今日は見物~香に行ってみようと、昼ご飯を食べてから出かけてみました。浜に着いたのが13時だったので(岩井の時よりも遅い)期待薄だけど、久しぶりの海岸の様子を見ながら散歩がてらのビーチコーミングを楽しもうと思い歩きましたが・・・  珍しい貝どころか、普通の貝もありません。

座り込みしたいと思える場所もなかったので、ゆっくりと目に付く貝を拾いながら歩いて移動。 目に付く貝は結局色のきれいなナデシコとかイタヤガイ科の貝が中心になってしまいます。

これじゃあ、ブログ書けないなと思っていたら、ヒラザクラを発見。 ちょっとうれしい。(海岸で写真撮り忘れました) ヒラザクラは、メラーノカフェに通っていた頃、地元のFさんに頂いたのが最初。 その後自分でも何個か拾いましたが、なかなか拾えない貝です。

追記:ちょっと待った!! 今、ブログを書き終えて、この貝をヒラザクラのケースにしまおうと思ったら、あれ?なんかちょっと違うような気がします。 これ、ヒラザクラで良いのでしょうか?



 

手持ちのヒラザクラと並べてみます



右が手持ちのヒラザクラですが、横の線の間隔が違うような気が・・・・ 個体差かな?


 

その後、お初かな?と思われる茶色の微小貝も拾いました。 でも、微小貝は同定していないものがほとんどなので、同じものを過去に拾っているかもしれません。

5mmくらいの大きさです。 微小貝は、実物を虫眼鏡で見るよりも、こうやって写真を撮って拡大してみる方が分かりやすいですね。 でもピントが甘いな。

追記:ふなくいむし様におたずねしてみたところ、オニノツノガイ科の「ヌノメモツボ」だと教えていただきました。 不明微小貝のブースを探してみたところ、過去にも拾っていたので、お初ではありませんでした。

 

その後、変わった物体を発見。 

これはなんだろう? 人工物なのか何かの皮なのか・・・ でも、人工物ではなさそう。 こういう時はx(いまだにTwitterの方がしっくりくるんだよね)に画像を上げるのが一番。 ということで、写真を2枚撮ってTwitterに上げると(あXだった)さっそく3人の方から「これはウミガメの甲羅がはがれたもの。アオウミガメの鼈甲」と教えていただきました。 安房坊弁慶様、裏汁様、shige様、ありがとうございました。 見つけた時は、何なのか全く見当もつかなかったのですが、ウミガメの甲羅と教えてもらうとあ~!納得! 貝以外の漂着物も面白いですね。 

 

今日は、ビーチコーミングというよりも海岸散歩でした。座り込みもあまりしなかったので、前回のように翌日筋肉痛にもならないでしょう。 そうそう、雨が降らないせいか、川がなくなっていました。 いつもこのコースは長靴はいて歩いていますが、今日は長靴いらなかったです。 夏前とちょっと浜の感じが変わってましたね。

 

この浜での収穫物 その1

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キンチャクガイ、アズマニシキ、ナデシコ、タジマニシキ、ウラジロヒヨク

 

この浜での収穫物 その2

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ツキヒガイ、ハゴロモガイ、ハイガイ、マルヒナガイ、ヒラザクラ、マダラチゴトリガイ?、キヌタアゲマキ、シオサザナミガイ

 

この浜での収穫物 その3 微小貝

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クロスジムシロ、ヌノメモツボ、ムギガイ、アラウズマキ、ノミニナモドキ、ネジガイ

 

この浜での収穫物 その4

アオウミガメの鼈甲、ヨツアナカシパン、流木