追記:と言って、2016年9月29日にキヌタアゲマキとツヤキヌタアゲマキを紹介いたしました。その後、この画像の貝は両方ともキヌタアゲマキではないですか?とブログを見てくださっていた、ふなくいむし様からご指摘いただき、同時にキヌタアゲマキとツヤキヌタアゲマキの違いを教えていただきました。 南房総で見かける貝のほとんどはキヌタアゲマキのようです。 それで、私のコレクションのツヤキヌタアゲマキだと同定した貝をもう一度調べ直してみたところ、う~ん、これは全部キヌタアゲマキのようでした。
ということで、ツヤキヌタアゲマキの項目を削除させていただき、ツヤキヌタアゲマキとキヌタアゲマキの違いを、ふなくいむし様からいただいた画像をもとに説明させていただきます。 ただ、ツヤキヌタアゲマキを実際に拾っていないため、自分の目で違いを確認しているわけではないので、ちょっと請負の文章になってしまいます。 今度、ツヤキヌタアゲマキを拾った時には、もう一度きちんと説明できたら良いなぁと思っています。
キヌタアゲマキ

砂浜で良く見かける貝です。 このような細長い形の二枚貝の中では殻は厚いです。 茶色っぽいカサカサした物が殻についているものもありますが、ほとんど擦れちゃっています。 真ん中にⅤの字型の線が入っています。
で、この貝の貝殻はぴったりとはくっつきません。 二枚貝ってみんなピタっとくっ付いてるものだと思っていたけど、こんな奴もあるんですねぇ~

追記: キヌタアゲマキ、ツヤキヌタアゲマキの違い

画像提供 ふなくいむし様
図でわかりやすく解説してくださっているので、見ていただければわかるとは思うのですが、蝶番を挟んだ貝のラインがキヌタアゲマキは緩く下がっています。ツヤキヌタアゲマキは平行です。図でいう2番のラインですね。ツヤキヌタアゲマキは艶があり石灰の沈着もないようです。貝の彫刻もツヤキヌタアゲマキの方が細かいです。
私が、ここでツヤキヌタアゲマキだと紹介していた写真がこれです。

キヌタアゲマキとの違いは、艶があるなしで判断していました。 上の図で比べてみたら、確かにこれは、キヌタアゲマキでしたね。